日本の外務大臣が、初めてICCについて演説しました!
外務大臣(がいむだいじん)は、日本の外交(がいこう=海外とのやりとりやとりきめ)の最高責任者(さいこうせきにんしゃ=一番エライ人)です。その外務大臣が、国会(こっかい)で初めて、ICC(国際刑事裁判所)のことで演説(えんぜつ=スピーチ)を行いました。国会は、日本の国民を代表(だいひょう)する人たち、国会議員(こっかいぎいん)が集まって、法律を作ったり、問題を話し合ったりする場所です。いまは通常国会(つうじょうこっかい)といって、普通どおりの予定で150日間にわたって、この話し合いが行われる時期です。そこで、この通常国会のはじめに、外務大臣が『外交演説』を行うんです(詳しくはココを…首相官邸キッズページなんだけどちょっとムズカシイかも)。
1月26日に行われた、この外交演説で、いまの外務大臣である、麻生太郎(あそうたろう)外務大臣(写真)が初めて、国会にお願いしました。こんなことを言ったんです。これは、ここ10年で初めてのことなんですよ!
ここで、国際社会における「法の支配」の確立に向け期待される役割を果たすため、一つお願いがございます。国際刑事裁判所へ我が国として加盟するため、今国会で、関連条約の締結につき、御承認いただきたいと思います。
ここで、日本が世界から期待される、「法律が大切にされる世界を作り上げる」という目的を果たすために、1つお願いがあります。ICCにわたしたちの日本が参加できるよう、ICCに入るために必要な条約をすべて結ぶために、今年の通常国会で条約に入ることを認めてもらいたいのです。
どうです?わかりやすくなりましたか?